会社を設立すると、個人では認められなかったものが「経費」として計上しやすくなります。
【法人化で経費にできるものの例】
● 経営者(自分)や家族への給与・退職金
● 社宅制度: 会社が家を借りて、相場より安く住む仕組み
● 生命保険料: 法人契約にすることで経費化
● 出張日当: 出張の際の手当を非課税で支給
● 健康診断・人間ドック費用
「生活費の一部」として出ていっていたお金を、正当に「会社の経費」にできるのは大きな魅力です。
もしあなたが価値の高い資産(不動産など)を持っているなら、会社設立は相続税対策にも繋がります。
個人の財産を「会社所有」に移すことで、将来亡くなった際に個人にかかる相続税の対象から外すことができるからです。ただし、これには専門的な知識が必要ですので、検討される際は一度税理士さんに相談してみるのが安心ですよ。
メリットばかりではありません。ここでひとつ、大事な「インボイス制度」の影響についても触れておきます。
以前は「会社を作れば2年間は消費税を払わなくていい(免税)」という大きな特典がありました。しかし、2023年10月から始まったインボイス制度によって、この恩恵が受けにくくなっています。
● インボイス登録をすると: 設立1年目から消費税を払う必要がある。
● インボイス登録をしないと: 消費税は払わなくて済むが、取引先(会社など)から敬遠される可能性がある。
「節税になるから会社を作る!」と決める前に、自分のビジネスにインボイス登録が必要かどうかは、しっかりシミュレーションしておきたいポイントです。
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