「生きているうちに財産を減らせば、将来の相続税が減る」というのは現金のハナシ。不動産の場合は、以下の3つの理由から、生前贈与のほうが損をしてしまうケースが多いのです。
● ① そもそも「贈与税」は「相続税」より高い!
国は「生きているうちに一気におあげる贈与」よりも「亡くなったときに引き継ぐ相続」のほうが、税率を優しく(低く)設定しています。同じ価値の不動産を渡すなら、相続のほうが圧倒的に税金が安く済みます。
● ② 最強の減税ルール「小規模宅地等の特例」が使えない!
自宅の土地を相続する場合、土地の税金(評価額)を最大80%カットできる最強の味方「小規模宅地等の特例」があります。しかし、この特例は生前贈与では一切使えません。
● ③ 名義変更にかかる「実費(諸税)」が違う!
不動産の名義を変えるときは、以下の2つの税金がかかりますが、その差は歴然です。
かかる費用 | 生前贈与の場合 | 相続の場合 |
登録免許税(名義変更の税金) | 固定資産税評価額の 2% | 固定資産税評価額の 0.4% |
不動産取得税(もらった人の税金) | かかる(※軽減措置あり) | なんと0円(かからない) |
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