山中潤一郎税理士事務所

②家族信託とは

税務2分で読めます

2. 家族信託を始めるための「5つのステップ」

では、実際に家族信託を利用する場合、どのような流れで進むのでしょうか。具体的な5つのステップを見ていきましょう。

STEP 1:信託の「目的」を明確にする

まずは「なぜ家族信託を行うのか」というゴールを決めます。よくある目的には以下のようなものがあります。

     親が認知症や病気で判断能力が低下した時に備え、実家や預貯金を子どもに託したい

     不動産が共有名義になって将来揉めるのを防ぎたい

     認知症の配偶者が、自分の死後に後見人を立てずに暮らせるようにしたい

     子どもがいないため、配偶者の他界後は自分の血族に財産を遺したい

     障害のある子どもの将来の生活を保障したい

STEP 2:家族会議で合意を得る

決定した目的をもとに、委託者・受託者・受益者の三者(家族間)でしっかりと話し合い、全員の合意形成を行います。

STEP 3:契約書(書面)を作成する

話し合いで決まったルールや内容を、法的に効力のある「信託契約書」として書面に落とし込みます(のちのトラブルを防ぐため、公正証書にするのが一般的です)。

STEP 4:財産の名義を変更する

契約が成立したら、信託の対象となる財産(不動産など)の名義を、委託者から受託者へと変更します。

STEP 5:専用の「信託口口座」を開設する

受託者が自分の個人お金と混ざらないように管理するため、財産管理専用の口座(信託口口座など)を作ります。これで、いよいよ家族信託による管理がスタートします。

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