山中潤一郎税理士事務所

④【現金がない!】相続税が払えない時の対処法!

山中潤一郎
税務2分で読めます

4. 現金がない時の対処法4選

手元に現金がない場合、以下の順番や条件を考慮して対策を検討しましょう。

① 相続した財産を売却する(一番の基本)

不動産や株式などを売却して現金化し、納税に充てる方法です。

     メリット:市場価格(時価)で売却できるため、物納するよりも手元にお金が残りやすい。

     デメリット:売却手続きに3〜6か月以上かかることが多いため、相続発生後すぐに動き出す必要があります。

② 相続税を「延納(分割払い)」する

一括払いが難しい場合に、最長20年間の分割払いにしてもらう制度です。

     メリット:大切な土地や家を手放さずに済む。

     デメリット:毎年「利子税」という利息がプラスされるため総支払額が増える。不動産などの「担保」を提供する必要があり、審査も厳格です。

③ 相続税を「物納」する

延納を使っても現金納付が困難な場合に、相続した「土地などの財産そのもの」を国に納める最終手段です。

     メリット:手元の現金を出さずに済む。

     デメリット:時価よりも低い「相続税評価額」で計算されるため損になりやすい。審査基準が極めて厳しく、管理しにくい土地などは拒否されることもあります。

④ 金融機関から借り入れて払う(相続税ローン)

銀行などで「相続税ローン」を組み、一括納税する方法です。

     ポイント:延納の「利子税」よりも銀行ローンの「金利」の方が低くなるケースがあります。財産を安く手放したり厳しい審査を待ったりするより、ローンを活用した方が有利になることも多いです。

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