手元に現金がない場合、以下の順番や条件を考慮して対策を検討しましょう。
不動産や株式などを売却して現金化し、納税に充てる方法です。
● メリット:市場価格(時価)で売却できるため、物納するよりも手元にお金が残りやすい。
● デメリット:売却手続きに3〜6か月以上かかることが多いため、相続発生後すぐに動き出す必要があります。
一括払いが難しい場合に、最長20年間の分割払いにしてもらう制度です。
● メリット:大切な土地や家を手放さずに済む。
● デメリット:毎年「利子税」という利息がプラスされるため総支払額が増える。不動産などの「担保」を提供する必要があり、審査も厳格です。
延納を使っても現金納付が困難な場合に、相続した「土地などの財産そのもの」を国に納める最終手段です。
● メリット:手元の現金を出さずに済む。
● デメリット:時価よりも低い「相続税評価額」で計算されるため損になりやすい。審査基準が極めて厳しく、管理しにくい土地などは拒否されることもあります。
銀行などで「相続税ローン」を組み、一括納税する方法です。
● ポイント:延納の「利子税」よりも銀行ローンの「金利」の方が低くなるケースがあります。財産を安く手放したり厳しい審査を待ったりするより、ローンを活用した方が有利になることも多いです。
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